ぽんぽこブログ

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池袋パルコの「ブルーロック × サンリオ」の事例(2023/1/20)に学ぶ待機列形成

久しぶりに待機列の列形成に関する事例を見かけたので…
一般的な列形成に関する私の個人的考えは下記に書いています。ご参考までに。
「徹夜組対策の列形成方法について」

池袋パルコの「ブルーロック × サンリオ」の事例概要

2023年1月20日、池袋パルコで「ブルーロック × サンリオ」コラボの物販催事初日がありました。


入店方法に関して、店側は混雑を見込んでいたため入店整理券による入場規制を行うと案内していました。

具体的には、

  • 朝9時から10時30分までの間は、『P'PARCO入口前にて入店整理券をランダムで配布』。またこのとき、『入場時間はランダム』
  • 上記の時間帯は、『スタッフの指示に従って★マークの列へお並びください』。(★マーク=P'PARCO入口ドア前)
  • 11時以降は『店頭にて入店整理券を先着順で配布』。(ただし9時から10時30分の間で配布終了した場合、11時以降は配布なし。)
  • 『整理券配布は予定枚数に達し次第、終了』

とのことでした。『』内は原文ままです。


また注意事項の1つとして、

『配布時間前のお客様だけでの列形成や、深夜早朝からお並びいただくことはご遠慮ください』

とありました。



さて当日朝ですが、当然ながら9時時点、もしくはさらにその前からP'PARCO入口前は多くの人が集まっていたようです。


朝の様子としては、この方のツイートが端的です。


つまり、店側としては9時まで列を作らないという方針で、8時半の時点で整理されていない群衆が入口付近に屯していた感じかと。


そして、いざ整理券配布開始。


整理券配布の様子は、この方のツイートが端的。


つまり、列の場所として事前案内していたP'PARCO入口ドア付近ではなく、少し離れた場所で整理券を配布したとのこと。


そんな経緯があり、様々な方が報じている通り、大混乱になったようです。


何が問題だったのか

こういう事例のそもそもの原因はだいたい、「店側の見通しが甘い」というところに尽きます。つまり店側の想定を超える人が集まってしまったということです。

ただ、見通しを立てるというのはなかなか難しいものなので、店側の大変さも理解します。


整理券の配布について、入場時間をランダムにすると案内したのは評価できると思います。


「早く並べば早く店に入れる」という純粋な先着順だと、徹夜組・早朝組が発生する可能性があります。これを防ぐためにはランダム性を取り入れるしかないというのは私も思っているところです。


恐らく店側は、朝集まる人数は整理券枚数よりも少ないと考えたのかもしれません。もし実際も人数が少なかったなら、今回の策は上手くいっていたと思います。


でも実際は、整理券枚数以上の人数が集まってしまった…。難しいものです。


さて…ランダム性を取り入れる場合でも、店側にとって最も重要なのは安全であり、安全のためには秩序が必要です。


というより、列形成時にランダム性を取り入れる目的は広い意味での安全のためだと思っています*1。安全を蔑ろにしたランダム性に意味は無いと思っています


人が集まっているのにも関わらず列形成せず、そしてその状態から整理券配布を行えば、人々は配布場所目掛けて駆けます。危険です。


今回整理券配布を始めた場所が入口ドア付近ではなかったようです。『入店整理券をランダムで配布』という案内は、配布場所も含めてランダムという意味だったのでしょうか??


個人的にはそのランダム性、正直嫌いではありません。でもそういうのは参加者に案内した上で行うべきであり、また無秩序な状態となる恐れがある場面ですべきではないでしょう。


たとえ列形成時刻前に集まった人々に対してある種の罰を与えたかったとしても、です。


想定以上の人が集まった時、店側はどうすべきか?

考えられる案ですが

  • 朝9時の時点で、「列先頭が有利ではない」という旨を案内したうえで、列を形成する。列が整った時点で列形成を終了する。並んでいる人数をカウントし、入店整理券配布枚数と人数の差の分、ハズレ券をつくり、シャッフルして列先頭から配布する。


または

  • 朝9時もしくはもっと前から、整理券ではなく抽選券を配付する。抽選券を貰った人はその場から離れてよいが、複数枚受領を防ぐために配付時に手にスタンプを押すなどする。少なくとも9時過ぎまでは抽選券を配る。配り終わったら、抽選。当選した人にのみ入店整理券を配付。


または

  • 朝9時の時点で、「列先頭が有利ではない」という旨を案内したうえで、列を形成する。列が整った時点で列形成を終了する。列形成完了後、何らかの方法で列内のランダムな地点を指定し、そこを新しい列先頭ということにして、新しい列先頭から入店整理券を配る。


みたいな感じですかね?


重要なのは「早く並んだからと言って有利になるわけではない」ということをその場でも案内することだと思います。案内しないと、列へのダッシュが発生します。


ただお分かりの通り、上記のような策をとるためには、急遽新しい券を用意したりしなければならないし、もしくは列形成のスペースが必要になったりするわけです。また3つ目のいわゆるギロチン方式も、列形成場所のほか、納得感のある位置指定方式を考えたりする必要があります*2


だから店側としては結局、客の自主列を認め、列形成時刻前に列形成を終了する、さらには列形成時刻前にも関わらず整理券を配りきってしまうという形になることが多いわけです。客側から大いに非難されますが、様々なリスク*3を考えるとそれしか取れる策が無くなってしまいます*4

事前案内の注意点

上記は、人が集まってしまった後の話ですが、当然事前に「これはやばくなりそうだな…」と分かったならば、やれることも多いです。


もしも現地抽選をやるなら、少なくとも事前案内の段階で、ある程度の幅を持った設定時間帯*5の間に並んだ人については条件が平等である、と安心させるような案内が必要。その時間帯内は絶対に整理券切れや抽選券切れは起こさないという姿勢や具体策が見える案内が必要でしょう。


今回の案内を見たとき、正直「整理券切れが起こりかねないなあ…先着順になりかねないなあ…」と感じると思う。だから、9時よりもかなり早い時間から人が集まってしまう。


ランダム性を取り入れる目的は早い時間から待機する人が発生することによるリスクを除去することなのだから、事前案内の段階で「早くから来ても意味がないですよ」ということが十分に伝わるようにしないといけないですね。


『配布時間前のお客様だけでの列形成や、深夜早朝からお並びいただくことはご遠慮ください』という文言だけでは、みんな安心できないということです。


あとはもちろん、事前抽選を実施するとか。最近はシステムも整ってきたので、事前抽選が多くなってきましたね。

結局、2日目以降の入場方法は…

サンリオアニメストア側が、事前抽選を行うと発表しました。素晴らしいですね。

*1:徹夜組や早朝組に起因するリスクを排除するための策であると思っています。ランダム性を取り入れることで更に大きなリスクが生まれてしまっては意味が無い。

*2:だいたい整理番号を予め付与しておかないといけなかったりする。

*3:群衆事故のリスクや、周囲への迷惑度など

*4:これをやってしまうと、結局先着順じゃないかということになり、次回は徹夜組等が発生します。なので次回は事前案内時にちゃんと客を安心させる案内をする必要があります。

*5:たとえば9時から9時30分、など

岩国フレンドシップデー シャトルバスを使うか徒歩で行くか(開門待ちする人向け)

はじめに

本記事は、2019年開催時の情報を基に書きます。
2022年以降の入場方式がどうなるのかは不明なので、一つの判断の材料としていただければ。


頑張って早く岩国に行って、開門前または開門時間を目指して並ぶ人向けに書いています。少なくとも、朝7時までには基地に向かいたいと思っている人向け。


ツイッターの情報を引用させていただいています。問題がありましたらお知らせください。


シャトルバス組、徒歩組、ツアーバス組 … 2019年の一番乗りは?

岩国フレンドシップデーですが、2016年~2019年ごろの経験を基にすると、入場方法として3つの系統があります。


1つ目は、徒歩です。


2つ目は、岩国駅からのシャトルバスです。


3つ目は、アーバスです。


なおタクシーという手もありますが、タクシーに乗ったままフレンドシップデーの基地内に入ることはできない*1ので、結局は基地付近でタクシーを降り、徒歩入場の列に並ぶことになります。よってタクシーは徒歩と同じと考えてください。



さて2019年開催時ですが、この3つの系統 徒歩組・シャトルバス組・ツアーバス組はそれぞれ、手荷物検査場が異なる場所でした。


となると、誰が一番早くイベント会場であるエプロンに着けるかと言えば…

手荷物検査場は全て同じ時刻(午前7時)にオープンしたと思いますので、手荷物検査場の先頭待機者で比較すれば、手荷物検査場が会場(エプロン)に近い方が有利です。


そしてそれぞれの検査場からの、エプロン最前列までの距離ですが…

アーバス組検査場は約1km、シャトルバス組検査場は約2km*2、徒歩組検査場からは約3km*3*4


圧倒的にツアーバス組が有利ですね!そして徒歩組が不利です…。

岩国2
2019年開催時は、手荷物検査場の位置はツアーバス組が圧倒的有利。


しかし「ツアーバス組が有利で、次にシャトルバス組が有利、そして徒歩組が不利」というのは、あくまでも各組の先頭通過者を比較したときの話ですし、2019年という一例の話です。


実際に今年のフレンドシップデーにて入場方法を選択するにあたっては、このあと記すことを注意して、決断を下すべきと感じます。


シャトルバスを利用するときの注意点

先述の情報だと徒歩組と比較して有利に見えるシャトルバス組ですが、注意が必要な点や運が絡みそうなポイントが結構あるわけで、精神的余裕が求められます。


最大の注意点は「バス入場ゲート及び手荷物検査場が、ツアーバス組と別か否か」という点です。


2018年や2019年は、シャトルバス使用者にとっては幸いなことに、シャトルバス組とツアーバス組のバス入場ゲートや手荷物検査場は別でした。


しかし、過去にはシャトルバスとツアーバスで分かれていなかったこともあります。*5


アーバスと同一だと、シャトルバス組にとってどのような不利があるのでしょうか?


シャトルバスの始発は朝6時。その頃には、ツアーバスはすでにどんどん基地に入構しています。そしてツアーバス組は、シャトルバスが入構する前に、手荷物検査場に並べちゃうわけです*6


もしもシャトルバス組とツアーバス組で同じ手荷物検査場を使用する場合、岩国駅でどんなに早くから並んでシャトルバス第1便に乗ったとしても、手荷物検査場では大量のツアーバス組の人々が既に並んでいる列の後ろにつくしかないです。


さらに車両の入場ゲートがシャトルバスとツアーバスで一緒だと、車両検査の列も混ざる形となります。


もしも今後シャトルバスとツアーバスで同じゲート・手荷物検査場を使う年があるとすれば、その年は岩国駅で早くからシャトルバスを待つ価値が非常に低いものとなる気がします。


IMG_1237.jpg
2019年、朝7時10分ごろのツアーバス組手荷物検査場の列。もしもシャトルバス組とツアーバス組の手荷物検査場が一緒だったとしたら、シャトルバス組はたとえ最初の方の便に乗れたとしても、この列の後ろに並ぶことになる。



次の注意点は「警備犬による車両の検査」。


シャトルバスはゲートに入った後、警備犬により車両の検査を受けます。これが結構時間がかかります。


シャトルバスの始発は6時ごろ*7岩国駅を出発することになっていますが、例えば出発に手間取ったり、車両検査が長引いたりすれば、手荷物検査場オープン時刻に手荷物検査場にたどり着かない可能性もあり得ると感じています*8


シャトルバス組が間に合わなければ、徒歩組が先にエプロンに到着する可能性もあります。


さて先述の車両検査ですが、2019年はバスを1列に並べて実施していたので、車両検査前と検査後で順序が入れ替わることはなかったのですが、確か2015年は複数列に分かれて車両検査を実施し、しかも列によって進む速度が違ったように見えました。つまり、車両検査前後でバスの順番が入れ替わっていたのではないか、と*9シャトルバスを使う人は、細かな順序にこだわっちゃいけません


次の注意点は「シャトルバスの乗降方法」。


まず、一般的なバスの乗り方として、乗った順=降りる順ではありません。当然、1台のバス内にいる乗客の順序はごちゃ混ぜになります。


さらに、先述の警備犬による車両検査ですが、1台ずつではなく、3台ぐらいまとめて実施します。そのため車体検査後、降車地点には3台ぐらい同時に着く訳です。この3台が同時に降車し始めたら…はっきり言って、1台目のバスに乗ろうが3台目のバスに乗ろうが差がなくなります。


一応2019年は、7時前の時点では1台ずつ順番に降ろしていましたが、一般的にシャトルバスというのはバスを効率よく回転させるために降車地点を大きく確保して複数バス同時に降車させたりするものです。今後どうなるかわかりません。また岩国駅の乗車方法も、たしか2019年は1台ずつ乗せていた気がしますが、今後は同時複数台乗車とかもあり得るかもです。


シャトルバスを使う人は、細かな順序にこだわっちゃいけません


次の注意点は「アーバスルートへの誤誘導」。


シャトルバス(特に運転手が慣れていない1周目)は、岩国駅から基地まで誤ったルートを進んでしまう恐れがあります。嘘だと思われるかもしれないですが可能性は捨てきれません。特に路線バスタイプではなく観光バスタイプのシャトルバス。ルート途中で立っている警官や警備員が「このバスはツアーバスだな」と勘違いしたとき、ツアーバスのルートに誘導しかねないです。実際にこれが起きたら、当該のバスは後続のバスより到着が遅れるでしょう。


岩国駅前で徹夜するか検討している人は、上記のことを覚悟し、「たとえ自分より後のバスに抜かれても構わない」という気持ちを持てるような時刻から並んでください。


一番最初に岩国駅に並んだからと言って、一番最初に手荷物検査場を通過できるとは限らないのがシャトルバスです。


徒歩やタクシーで行くときの注意点

まず留意しなければならないのは岩国駅シャトルバス待ち列が長いから、徒歩(またはタクシー)にしよう」と安易に判断しないほうがよいということです。


仮にシャトルバスが基地の前までしか行かないタイプで*10シャトルバス組は基地付近到着後、徒歩組が既に並んでいる手荷物検査の列の最後尾に並ぶ、というものならば、「シャトルバス待ち列が長いから、徒歩にしよう」という選択は全然有りだと思います。


しかし岩国フレンドシップデーの場合、シャトルバス組と徒歩組では手荷物検査場が異なります。*11


シャトルバスの列は、単なる移動手段を求めての列ではありません。むしろ、いわば「シャトルバスゲート」の列なのです

そして徒歩組は徒歩組用ゲートの前に、別の列があるわけです。そしてこの徒歩組の列、結構えぐいらしいです。*12


タクシーも徒歩同様です。岩国駅からタクシーで、ある程度基地近辺まで行けるものの、結局は途中でタクシーを降りて徒歩組の列に並ぶことになります。だから、「シャトルバスが動く前にタクシーに乗って基地前まで行く」という選択は、シャトルバス組に対して有利な選択かというと、そうとは限らないのです。



次の注意点は「門の前の列形成方法」です。


2018年及び2019年に徒歩組の入場門として使用されたウエストゲートは、そこそこ広い道に面した門です。列は門前の道路に形成されます。


2018年は、先に門から南に向けて列ができていたみたいですが、なぜかその後北側にも別列が発生したみたい。結構混乱していたようです。こういうイベントではよくあることです。


しかし2019年は、門の外の列形成もしっかり管理されていたようです。


列形成がしっかりしているのであれば、もしかしたら一番不確定要素を小さくできるのは、徒歩なのかも、と思っています。



アーバスを利用するときの注意点

残念ながら私はアーバスで岩国フレンドシップデーに参加したことがないので、詳しい情報を持ち合わせていないです。


しかしながら、誰よりも早く基地に入場したいからという理由だけでツアーバスを使うのは、かなり博打だと思います。


理由の1つ目は、ツアーバス岩国基地到着時刻は、自分の意志でコントロールできるものではないということ。


理由の2つ目は、手荷物検査場に並ぶ順番を左右するのは、ツアーバスから降車するタイミングと、駐車場内の停車位置だと想像するからです。


どんなに自分のツアーバスが早く基地に入場できたとしても、車内で待たされ、ある程度駐車場に他バスが溜まった後に「ツアーバスから降車していいよ」と一斉に許可が出るのであれば、検査場に並ぶ順序は運次第な気がします。この辺りの情報は誰か知っている人が解説してほしいですね。


また入場とは関係ないですが、そもそもツアーの参加者は、基地から帰る時間を自分で決めることができないです。それを踏まえても「ツアーバスは便利」「ツアーバスのほうが楽ちん」と思う人がツアーバスを利用すべきと思います。


どの入場方法においても共通する注意点


2019年は、手荷物検査場オープンを以て、エプロン全域開放でした。


しかし過去、年によっては、手荷物検査場オープンとエプロン全域開放に時間差があったこともあります。


時間差がある場合、手荷物検査場を早く通過しても、エプロン途中でまた待機することになります。


エプロン開放の待機は結構ごちゃごちゃした記憶があり、手荷物検査場の順序や検査場からの距離なんてリセットされるようなものなので、注意が必要です。



また、どんなイベントもそうですが、やっぱり列が作られ始める時刻というのは年々早くなってきている気がします。


特に2019年のシャトルバスは、前日の内からシャトルバス列用のカラーコーン等が岩国駅前に設置されていたからか、前日夕方には列ができています。


シャトルバス組の並び始めが非常に早い理由として、シャトルバス組の手荷物検査場の位置が徒歩組に対して有利であるということも関係有りでしょう。


私は徹夜組に対して否定的な考えを持っていませんが、もしも、レジャーシート等で場所取りだけして夜間宿や車で過ごす人がいるならば、これは個人的に「うーん…」って感じです。これが認められると、列の形成開始時刻がどんどんエスカレートし、際限がなくなります。競馬場みたいになるのはごめんです。


まあ、どんなに頑張って徹夜して早く並んでも、シャトルバス組というのは岩国駅前時点での並びと手荷物検査場での並びで順序が入れ替わる可能性が結構高いので、後続の人に抜かされても平然としていられるよう精神的な余裕は持っておきたいものです。



2019年は、前日の17時ぐらいにはこれぐらい並んでいたとのこと。


さいごに

まずは事前公開される会場マップ等を見る

過去の情報は参考にはなりますが、今年の状況が過去と同じになるとは限りません。


なので結局は、事前に公開される会場マップ等を見て判断を下すしかないと思っています。


入場に関しては、個人的にはマップ等において重要なのは「シャトルバス・徒歩・ツアーバスのゲートの位置」「シャトルバスとツアーバスの入場口が同一になりそうか否か」という点かなと思っています。


早くから並ぶことが本当に幸せにつながるか?

他人が早くから並ぶからと言って、自分も早くから並ぶのが正解なのかと言われると、なんとも言えないです。


特に岩国フレンドシップデーは一日中飛行機が飛び回るイベントです。持久戦です。


徹夜で並んだ結果、飛行展示中に昼寝したり、最後の演目まで体力が持たなかったりしたら、よくないです。いろいろ考えた上で、並び始める時間を判断するのがよいかと。

開門ダッシュによる混乱は、たぶん起こらない

三沢基地もそうですが、米軍基地のイベントは開門ダッシュが起こりにくいですね。なぜなら、ダッシュしたら途中で体力が無くなるから。手荷物検査場から滑走路付近までの距離は非常に長く、持久走でもきついですよ。やっぱり開門ダッシュによる混乱を防ぐためには、この手に限るのかも…。

*1:あくまで2019年時点では。

*2:公式案内では徒歩15分と言われていました

*3:公式案内では徒歩30分-40分と言われていました

*4:あくまで2019年開催時です。

*5:確か2015年・2016年・2017年は手荷物検査場が同一。また少なくとも2015年はバス入場ゲートも同一。

*6:2019年は実際は、ツアーバス組も7時付近になるまで降車できなかったようですが

*7:2019年は6時10分

*8:幸い2018年や2019年は、先頭組は7時の時点で手荷物検査場前にたどり着いていたようですが。

*9:そう見えただけで、実際は順序が保たれていたかもしれません。

*10:例えば三沢基地航空祭三沢駅シャトルバスはこのタイプですね

*11:少なくとも2019年までは。

*12:これは早朝組というよりは、少しゆっくり基地に向かった人が引っかかるパターンな気がしますが。

はじめて行くアメリカのエアショーは「ネリス」か「ミラマー」がおすすめ!

アメリカのエアショーに行ってみたいなら、まずは「ネリス」か「ミラマー」がおすすめという話です。

以下を満たす人におすすめ


  • 海外旅行に行きたいけど、そんなに行く機会がないし、そこまで海外に慣れていないし、海外で車を運転したくない…
    • アメリカでレンタカーを借りて自由に運転できる人は、他のエアショーも選択肢に入ってくると思います。
  • 航空券とかホテルは自分で手配したいし、エアショー以外の日程は自分で決めたい
    • 航空券やホテルも付いたエアショーツアーというのも世の中にはあるので、それを利用するならツアー商品の中から行きたいところを選べます。
    • ただ、一人旅だとツアーってなんだか参加しにくかったりしそうという個人的イメージ…2人1部屋より高かったりするし。
    • そして結局ツアーでもネリスやミラマーが人気な気もする。
  • 日本に住んでいる
    • アメリカに住んでいるなら、住居に近いエアショーに行くべきです!またヨーロッパ在住なら、アメリ東海岸のほうが近いので…。

「ネリス」とは?

アメリカのネリス空軍基地(Nellis Air Force Base、略してNellis AFB)のことです。ラスベガスの中心地(ストリップ)から車で40分あれば行ける距離にあります。
開催されるとき*1は11月にエアショー(Aviation Nation)が開催されます!


ミラマー」とは?

アメリカのミラマー海兵隊航空基地(Marine Corps Air Station Miramar、略してMCAS Miramar)のことです。サンディエゴから車で30分あれば行ける距離にあります。
毎年*29月にエアショー(MCAS Miramar Air Show)が開催されます!


なぜおすすめ?

アメリカ西海岸側で行われる

やっぱり日本からは西海岸の方が近いです。東海岸は遠い!…と言っても、日本-アメリカ間の距離に比べれば小さな差かもしれませんが。それでも、フライト時間や運賃的にはやっぱり西海岸側のほうが嬉しいと思います。
ミラマーのあるサンディエゴは、まさに西海岸。
ネリスのあるラスベガスは、海には面していませんが…西海岸側です!(笑)*3

観光インフラが整った大都市に近い

エアショーが行われるアメリカの基地って、大都市から離れている場合が結構あるようなんですよね。
でもこの2つの基地は、観光地として有名な都市の近くにあります。
つまり日本からも行きやすいですし、ホテルの選択肢も豊富です。
しかもエアショー以外の観光資源も豊富なので、エアショーだけじゃない「海外旅行」を楽しむことができます。
ラスベガスについてもサンディエゴについても、ネット上やガイドブックには日本語で書かれた情報がたくさんありますので、情報収集も楽々です。


レンタカーを借りなくても行ける

上の理由と同じことではあるのですが…アメリカは完全に車社会ですし、調べた感じアメリカの各基地は基本的には車で行くしかないような立地です。

しかしミラマーならサンディエゴから近いので、サンディエゴのホテルからタクシー*4でも行けます!

ネリスは、一応2022年のAviation NationではLyftUber用の駐車エリアが設定されているのでUberLyftによるアクセスも可能だとは思うのですが、なんとラスベガスストリップからの日本人向け現地ツアーがあるので、現地ツアーで行くのが楽だと思います*5
また、2022年のAviation Nationのページを見ると、RTC(Regional Transport Commission)がラスベガスの各地からバスを出すという情報もありますが、あまり詳しい情報が無いのでこれについてはよくわかりません。

展示飛行の内容が安定して充実

アメリカの数あるエアショーの中で、ネリスのエアショーもミラマーのエアショーも大規模なイベントと言えると思います。
ネリスはサンダーバーズが飛び、ミラマーはブルーエンジェルスが飛び、そして両エアショーともそれに加えて模擬戦闘のようなやつの展示*6、戦闘機のデモ、民間チームのデモが期待できます。

地上展示もウォークダウンも楽しめる

アメリカでは基地以外の場所でも結構エアショーが開催されているみたいで、西海岸で言えばたとえばサンフランシスコのフリートウィーク*7、ロサンゼルスのパシフィックエアショー*8、シアトルのシーフェアなどがあります。
正直、アクセスしやすさという意味ではこのような基地以外でのエアショーの方が勝っています。サンフランシスコのフリートウィークなんて中心街が会場みたいなものですし。しかも展示飛行の内容も充実してたりします。
しかしこのような基地以外で行われるエアショーと比較して、ネリスやミラマーは地上展示が楽しめます!両エアショーとも大規模なエアショーなので、地上展示も年によって内容は違えど充実度合いは十分に期待できます。
しかもネリスやミラマーのような基地内エアショーなら、サンダーバーズやブルーエンジェルスのウォークダウン*9も見られます。

素晴らしい天候

ラスベガスもサンディエゴも、晴れの確率が高い!
これは結構重要かも。

ミラマーとネリス、どっちに行くべき?

ミラマーとネリス、どっちに行くべきかフローチャートを作りました!


*10

*1:毎年とは言えないのが辛いです。2014、2016、2017、2019は実施され、コロナ禍を挟み2022も実施予定。

*2:ただしコロナ禍で2020と2021は中止。

*3:地球の歩き方」でも、アメリカ西海岸編にラスベガスが含まれますし…

*4:正確にはLyftUberのような配車アプリ。アプリで乗車地と行先を指定できますし、支払いもアプリで完結なので、タクシーより簡単です。

*5:UberLyftの場合、往路はいいのですが復路で車が見つかるのか心配。

*6:岩国フレンドシップデーでやってるMAGTFデモのようなやつです。

*7:フリートウィークはフリートウィークで、海軍の様々な艦船を見学できる可能性があるので、素晴らしいイベントです。

*8:これも十分に楽しめそうな内容ではあるので、ロサンゼルスやアナハイムの観光と合わせて行くのは良いかも

*9:飛行前のパイロットの紹介や準備作業、整備員の動きを見せるもの

*10:あとは「(日本のカレンダーや自分の仕事の)休みのスケジュール」とか、「ラスベガスに行ってみたい」とか、ほんとは考えることはあります。

PS4用 第2世代DUALSHOCK 4 購入時の注意について (偽物とか)

2021年はPlayStation 4用のコントローラーである「DUALSHOCK 4」がずっと品薄だったように思います。

今、日本で新品のDUALSHOCK 4を購入する場合、第2世代*1DUALSHOCK 4(型名: CUH-ZCT2J、2016年9月発売)を買うことになると思います。(ちなみに第1世代はCUH-ZCT1J。)

が、品薄でなかなか手に入らない。

そんな中、というか以前からではありますが、DUALSHOCK 4のコピー品がかなり蔓延っています。しかも見た目での判断がかなり難しいものが多く出回っているらしい。

ということで、新型DUALSHOCK 4購入時の個人的な注意点を書きたいと思います。
「こうだから偽物」「こうだから本物」と断定したり保証するものではなく、あくまで個人的な意見です。
気づいたことがあったら適宜追加していきます。

ちなみにSONY純正品も日本製ではないです。少なくとも私が持っている純正品は中国製。

PSボタンや〇×△□ボタンがあっても、純正品とは限らない

DUALSHOCK 4を模してつくられた互換コントローラーの中には、PSボタンのPSマークが無かったり、〇×△□ボタンの意匠がSONY純正品とは少し異なるコントローラーもあります。これらはぱっと見ただけで「純正品ではない」と分かります。

正直このタイプの互換品は"良心的"です。大抵こういうコントローラーはDUALSHOCK 4とは名乗っていないです。*2
商標とかの侵害を回避しようとすると、このようなデザインになるのでしょう。
良心的と言いつつ、日本の技適マーク*3が付いているかは不明ですが...。

厄介なのは、PSボタンや〇×△□ボタンの意匠がSONY純正品と変わらず、そして「DUALSHOCK 4」と書かれた箱とともに売られる偽物。
世の中にはこのレベルの怪しいものが流通しているのです。


↑〇×△□マークが無い例。店によっては敢えてPSボタンを見せない角度しか載せていない例があるので注意。PSマークが無いのにPSボタンと呼べるのか謎ですが。


型名を確認する

日本で第2世代のDUALSHOCK 4を買うなら、型番は「CUH-ZCT2J」一択です。
重要なのは末尾がJ、つまり日本向け製品であること。また第2世代を買いたいなら数字が2であること。

誤解のないように言うと、別に末尾がJでないSONY純正第2世代DUALSHOCK 4も存在します。末尾の文字は販売地域により変わるようで、PS4のオンラインマニュアルのページを見る限り、

  • CUH-ZCT2E ヨーロッパ向け(たぶん中東・オーストラリア等も)
  • CUH-ZCT2U中南米向け
  • CUH-ZCT2G 韓国・台湾・シンガポール等向け
  • CUH-ZCT2NA 中国向け

という感じです。

だから、「末尾がJではないからSONY製ではない!」というわけではないです。恐らくJもEもUも性能は同じだと想像しています(もしかしたら電波の出力強度とかに関しては何か違いがあるのかもしれませんが)。「末尾Eは性能が悪い」という声を見かけましたが、たぶんそれはEだから性能が悪いのではなく、Eの偽物だから性能が悪いのではないかと思ったりします。

でも日本で使うなら、基本的にはCUH-ZCT2J一択です。なぜなら、それ以外のものは技適マークが付いていないから。

コントローラー裏面のラベルには、日本向け製品の場合、日本の技適マークが付いています。逆にアメリカ向けなら代わりにFCCマークだったりします。つまりラベルの内容は型番ごとに異なり、各販売地域に応じた機関のマークが付いています。
恐らく機能的な観点で言えば、EもUもGも日本のPS4で使えます。が、技適マークの都合上、ここではJ一択としておきます。


↑左から、日本向けの技適マーク、EU向けのCEマークアメリカ向けのFCCマーク(2通り)、韓国向けのKCマーク。各マークは予告なく変更となる場合があるので、参考程度に。


それはさておき、購入前・購入後いずれにおいても、下記で型番は確認すべきです。

  • 販売ページ上の文言、外箱写真
  • 到着後の実物の外箱、説明書、コントローラー裏のラベル

これらを確認して、整合性が取れていないなら、かなり怪しいです。
販売ページに型番が書かれていなければ質問すべきです。そうしないと、たとえ思ったのと違うのが来ても返品できない。

そして、注意すべきは型番がCUH-ZCT2Jでないときの外箱。たとえば型番がCUH-ZCT2E(ヨーロッパ向け)なのに、外箱が日本語表記なら、私ならば買わないです。

ちなみにあくまで個人的にWebで見た感じ、J、G、NAはコンパクトなパッケージで、EとUは大きめなパッケージのようです。Jのパッケージに慣れていると、EやUのパッケージが怪しく見えますが、そういうものみたい。

補足: 一部の特別仕様品は、たとえ純正品でも、外箱や説明書の型名が上記とは違ったり、外箱とコントローラーで型式が異なる場合があります。例えば「MONSTER HUNTER: WORLD LIOLAEUS EDITION」のDUALSHOCK 4(日本向け)は、外箱や説明書上の型名がCUHJ-15008です。ただCUHJ-15008という型式名では技適を通った形跡は無いので、恐らく本体のラベル上ではCUH-ZCT2Jとなっていると想像します。


"Sony Interactive Entertainment"か"Sony Computer Entertainment"か

2016年4月に、「株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント」から「株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント」に社名が変わっています。

第2世代DUALSHOCK 4が2016年9月に発売されたことを考えると、普通に考えれば、外箱ならびにラベルの社名表記は"Sony Interactive Entertainment"が正しいと思います。
なお、第1世代のDUALSHOCK 4(CUH-ZCT1J)は、"Sony Computer Entertainment"で問題ないと思います。社名変更前に発売されていたものなので。

この表記問題は海外向け(CUH-ZCT2EやCUH-ZCT2U)も同じだと思います。アメリカのFCCへの申請時点での書類も"Sony Interactive Entertainment"表記のようだし。

私なら、外箱やラベルが"Sony Computer Entertainment"となっている第2世代DUALSHOCK 4は避けたいです。


外箱を確認する

外箱はかなり情報量があります。そして恐らく偽物を作る業者も、外箱を本物そっくりに作るのは面倒なのだろうと思います。だからこそ、外箱は注意深く眺めるべきです。
中古品ならともかく、新品なのに箱無しで出品されていたり、箱の写真はあるけど箱は送らないという出品の場合は、個人的には避けたい。

先述した「日本向けの型番ではないのに外箱に日本語表記がある」というのも外箱からの判断材料です。(まあ、日本語パッケージの欧州向けコントローラーも絶対無いとは言い切れませんが、たぶん無い。)
また、CUH-ZCT2Jなら、箱のいくつかの箇所かに型名が記されている(側面とか保証書内とか)ので、それぞれ合っているか確認すべき。

正直、細かなパッケージのデザインは予告なく変わる場合があるので、過去のパッケージから差があるからと言って偽物とは限らないのですが、それでもWeb上の検索で調べたパッケージと差があるなら疑ってかかったほうがいいです。
日本語の表記とかフォントはデザインに関係なく怪しさが現れるポイントです。
あと、SONYのロゴとかPlayStationのロゴ。ロゴが左右に引き伸ばされていたり、文字が太目だったりしたら怪しい。

外箱に限らず全ての購入前確認で言えることですが、メルカリ・ラクマとかヤフオクとかだと1つの画像を使い回している場合があるので、ちゃんと当該の販売物品の画像を要求したほうがいいです。


説明書とかを確認する

さすがに説明書は購入後の確認になるかなと思いますが、説明書にも型名が載っているはずなので、注意したほうがいいと思います。
あと、梱包のプラスチックには「プラ」マークが入っているはず。カバー側も台座側も。
「プラ」マークが無いからといって返品を認めさせるのは難しいかもしれないけど。
また、海外向け含め、タッチパッド部分にフィルムが貼られているSONY純正CUH-ZCT2xは調べた限り見たことないです。なのでタッチパッドにフィルムが貼られていたら、怪しい気がします。


ラベルを確認する

DUALSHOCK 4の裏側には、ラベルが貼られています。このラベルも、購入前そして購入後に確認すべきです。
新品未開封での出品の場合、事前に確認することは無理ですけどね。

たとえ中古品でも、ラベル無しのDUALSHOCK 4は、個人的には避けたい。
でも使っているとたぶん印刷が剥げるので、剥がしたくなる気持ちも分かりますが…。

まあ、確認できることと言えば、結局型名とか社名表記になっちゃうのですが。
たぶん精巧な(つまり騙す気満々の)偽物の場合、さすがにSONYロゴは省略されていないでしょうが、当然ロゴが無ければSONY純正品ではないと言ってOKだと思います。たとえヨーロッパ向け製品でもアメリカ向け製品でも。

なぜか第1世代(CUH-ZCT1)のラベルのみがネット上で売られています(SONYロゴ入りも)。怖いですね。第2世代(CUH-ZCT2)は見当たりませんでしたが。
ちゃんとラベル上の型名が、自分の思っているものと合っているか、注意したほうがいいです。

日本向け・ヨーロッパ向け・アメリカ向け…でそれぞれラベルの内容は大きく異なります。なので海外のコントローラーと比較して「なんか内容が違うなあ」と思っても、あまり気にしなくていいです。
ただし、SONYロゴやその隣のRマーク、そして社名表記等のフォントは、販売地域が異なる製品同士でも比較する価値はありそうです。


↑これはアメリカのFCCの認証にあたっての背面ラベル例にて、ソニー掲示したロゴです。恐らくこの部分は、日本向けもアメリカ向けもヨーロッパ向けも共通だろうと想像します。私の持つCUH-ZCT2Jも同じでしたので。


また同じ地域向け同士でも、予告なくラベルの内容が変わる場合があると思います。
たとえばアメリカ向け(CUH-ZCT2U)の場合、私の想像ですが、一旦販売開始したもののその後CONATEL(パラグアイの認証?)のマークとかをラベルに入れようとした結果、ラベルのデザインを一度変更したのではないかと思っています。なので恐らく、CONATEL入りでもCONATEL無しでも純正の可能性ありと踏んでいます。ただアメリカ向け(CUH-ZCT2U)の純正品を買ったことがないので、想像が違う可能性もありますが。



信頼できる店舗で買うしかない

正直、フリーマーケットサイトやオークションや怪しいショップからはどんなコントローラーが来るか分かりません。商品画像だっていくらでも差し替えられます。
DUALSHOCK 4について言えば、信頼できる店で買うべきです。色々調べて、私自身はそう感じました。上記で述べた差が無い偽物もきっと存在します。分解しないと判らない場合もあります。
そして、転売価格だからといってSONY純正品が来るとは限りません。

Amazonで購入する場合は、Amazonが出品するものを買うべきです。他のショップの出品物は、個人的には購入に勇気が要ります。


もしかしたら「信頼できるところで買うしかない」という枠組みは、転売による買占めを抑止する一つの方策なのかもしれないと、少し感じました。


参考動画

動画を見れば分かる通り、PSボタンや各ボタンがDUALSHOCK 4と同じように見える偽物が流通しているのです。精巧なものになってくると、純正品と並べて比較しないと気が付かないことが多いです。

1. enuringoさんの動画


  • 1:28 ごろ: 外箱上、偽物とされているほうは「CUH-ZCT2E」(ヨーロッパ向け)。ヨーロッパ向けなのに日本語表記の箱。
  • 5:18 ごろ: 偽物とされているほうのラベル。ヨーロッパ向けのラベルを模しているのだろうか。正直、ラベルだけだと純正か判断がつかないけど、真贋は別として世の中にはEACのマークが一番左にあるパターンと左から2番目にあるパターンがあるらしい。


2. ピッザスティーブさんの動画


  • 1:02 ごろ: 偽の箱なら、かなり精巧かも。裏面(保証書の面)も見たかったです。
  • 2:00 ごろ: 梱包のプラマーク。
  • 6:53 ごろ: 技適マークと型名的に、真贋はともかく日本向けラベル。シール表面の加工や色合い、フォントや単語間のスペースそして「充電式電池はリサイクル協力店へ」のフォントが気になるが、どうなんでしょう。詳しく見てみたいですね。


3. GamerZakhさんの動画


  • 1:51 ごろ: 正規品とされているやつのラベル。CUH-ZCT2Gなので韓国・台湾・シンガポール等のアジア向け。投稿者はマレーシア在住らしく、マレーシアもGの地域なのだろう。
  • 3:13 ごろ: 偽物とされているやつのラベル。アメリカ向けを模したもの。ロゴが横に拡がっている。社名がSony Computer Entertainment。単語間のスペースがあやしい。


4. Abdulwarriorさんの動画


  • 0:25 ごろ: CUH-ZCT2E(ヨーロッパ向け)の真贋比較。左の箱が本物とのこと。ヨーロッパ向けはこのようなパッケージなんですね。
  • 2:26 ごろ: 左が本物の箱。右はSONYのロゴに違和感がある。あくまで並べて比較しているから感じるレベルですが。
  • 5:44 ごろ: 今度は左のコントローラーが偽物とされているほう。EACがラベル内の一番左にある。あと文字色が右のコントローラーと異なる。偽物とされているやつの方が読みやすい。また、ヨーロッパ向けの本物は、会社の住所も書かれているようです。まあここらへんは、予告なくデザインが変わる場合があるので何とも言えませんが。


5. Bim Barbietoさんの動画


  • 2:25 ごろ: 動画投稿者の方は「偽物は大きい箱に入っていた。本物はコンパクトな箱に入っていた」と指摘しているようです。実際は、アメリカ向け(CUH-ZCT2U)やヨーロッパ向け(CUH-ZCT2E)は、SONY純正品でも大きいパッケージに入っています。対して日本向け(CUH-ZCT2J)やアジア向け(CUH-ZCT2G)はコンパクトなパッケージに入っています。まあ、日本向けのCUH-ZCT2Jを購入したのに大きなパッケージに入っていたら、動画の事例同様疑っていいと思います。
  • 3:49 ごろ: 紺のコントローラーが本物。このコントローラーは恐らくアジア向けのCUH-ZCT2Gですね。動画投稿者はフィリピン在住らしい。対して白いコントローラーが偽物とされている方。ラベルを見ると分かる通り、アメリカ向けを模しているようです。型名は第2世代のものなのに、社名表記が"Sony Computer Entertainment"。


6. Retro Coreさんの動画


  • 0:04 ごろ: 箱の底面を見ると、型名がCUH-ZCT2Eつまり第2世代DUALSHOCK 4なのに、社名がSony Computer Entertainment
  • 0:23 ごろ: 背面の説明がスケッチではなく写真なのが怪しいらしい。確かにアメリカ向けSONY純正第2世代は調べた感じみんなスケッチかもしれないが、個人的にはまだ何とも言えない。ヨーロッパ向けSONY純正第2世代は背面が写真のものもあるっぽいが。
  • 0:45 ごろ: 箱には「USBケーブルは付属しない」と書いているのに、箱の中にUSBケーブルが入っているとのこと。ところで海外向け含め、USBケーブルが箱内に付属するDUALSHOCK 4は存在するのでしょうか?(Amazonの特典のやつは箱の外に添付されているだけらしい)
  • 5:49 ごろ: 黄色のコントローラーが偽物とされている方。ラベルを見ると、アメリカ向けを模していますね。型名はしっかりとは見えませんが、恐らくアメリカ向けのCUH-ZCT2Uです。外箱の型式はヨーロッパ向けCUH-ZCT2Eだったのに。またSONYロゴもなんだかワイドです。ちなみに比較対象の黒いコントローラーは日本向けのやつですね。調べたらこの投稿者は日本在住とのこと。


7. weston heckerさんの動画


  • 1:39 ごろ: 偽物とされているコントローラーのラベル。社名表記がSony Computer Entertainment。また、型名とFCC IDが矛盾しています。第2世代ならFCC IDは「AK8CUHZCT2」や「AK8CUHZCT2A」になるはず。ただしAの付かない「AK8CUHZCT2」表記のラベルのSONY純正品が存在するかは、わからないです。
  • 2:13 ごろ: パッケージ上の電話番号のハイフンがなぜか黒色とのこと。


8. The JaMokeさんの動画


  • アメリカ向けですが、全体として参考になります。パッケージについては、いろいろ調べるとSONY純正品でも「プラスチックの蓋が本体形状に沿ったパターン」もあるかもしれず...パッケージの形状の差異による判断は難しそうです。


9. Vagner Home Videoさんの動画


  • 0:42 ごろ: 今回はヨーロッパ向けの本物と偽物の比較のよう。左が本物で右が偽物らしい。右側は、「Wireless Controller」のあたりとか、フォントが緩いですね。比較しないと気付かないですが。
  • 2:35 ごろ: 右が偽物とされているほうに入っていたもの。なぜかコピー品はUSBケーブルを入れたがるようです。あと右(コピー品)はタッチパッドにフィルム有り。
  • 4:58 ごろ: 分かりやすいラベル比較(ただしヨーロッパ向けCUH-ZCT2E)。上が本物で下がコピー品。まあ、表記内容はSONY純正品も予告なく変更している可能性があるので、上の例と異なるからといって直ちにコピー品と判断していいとは限らないが、それでも今回の例だと、下側のやつはフォントとキリル文字の感じからして偽物なのだろう。並べて比較しないと分からないレベルの精巧さですけどね。

*1:第2世代と勝手に呼びました。第3世代は恐らく出ないだろうから、後期型と言えばよかったかも。

*2:DUALSHOCK 4と称して販売しているにも関わらずこのタイプのコントローラーを送り付けてくる販売業者もいないとは限りませんが。

*3:日本の電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマーク