ぽんぽこブログ

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クリケット中継での用語やスコア表示の見方についてメモしてみた


クリケットの中継とか動画を見ることがあります。日本にいながらYouTubeで見られるのでいいですね。


私はクリケットのルールにそんなに詳しくないですが、何回か動画を見ている中で、スコア表示の意味がなんとなくわかってきたので、メモしておきたいと思います。
基本的にはTwenty20(T20)を想定しますが、ODIもほぼ同様と思います。


クリケット素人なので解説間違っていたら教えて下さい。また、クリケットの正しい用語ではなく、打者・投手・捕手など野球用語を多用しています。


ということで、画面表示の説明と、よく見るワードの説明をメモします。
当然放送局とかによって表示形式は変わるとは思いますが、一例ということで。


中継画面のイメージ

いろいろなレイアウトやデザインのバリエーションがあるとは思いますが、概ね下図に示す情報が表示されていると思います。

以下、説明を加えます。

メインのスコア表示


基本的にはクリケットでは、攻撃側チームの獲得点数とアウト数をメインで表示するようです。


画像の例だと、日本が攻撃中であり、52点獲得していて、1アウトとられているという意味です。
別に相手チームの得点が1点という意味はありませんし、またこの表示だけでは勝ちそうなのか負けそうなのかはわかりません。


「1-50」とか「50/1」とか「1/50」という表記方法もあるようです。どっちが点でどっちがアウトかは、数字の大きさから判断する感じでしょうか。


「じゃあ相手側の得点はどうやって見るの?」ということになりますが、
現在攻撃中のチームが先攻の場合は、1イニング制の場合は相手チームはまだ攻撃を行っていないので、明らかに0点なので表示する必要がありません。
また現在攻撃中のチームが後攻の場合は、後述する「TARGET」という情報で(間接的に)わかります。



オーバー数(OVERS)


スコア表示には、ここまでのオーバー数も「OVERS」として表示されます。「OVERS」という表記無しで単に数字だけが表示される場合も。


1オーバーは6球で、オーバーが終わるごとに投手(クリケットではボウラー(Bowler)と呼びます)が交代します。
一度登板したボウラーが再登板することも可能ですが、オーバーを跨いで連続して投球することは不可のようです。*1


基本的にクリケットは10アウト取られると攻撃終了なのですが、
T20つまり20オーバー制の試合ならば、たとえ10アウト取られなくても、20オーバー(120球)で攻撃終了です。*2


画像の例では、ここまでで5オーバーが終わり、第6オーバーの3球目まで終わったということになります。


また、例えばここまで37オーバーが終わり、38オーバー目の3球を投げ終わっていれば、
OVERS 37.3
もしくは単に「37.3」と表示されます。


また例えば最初のオーバーの4球が投げ終わった時点では、「OVERS 0.4」です。



ターゲット(TARGET)


T20やODIのような1イニング制の試合の場合、後攻のチームは、先攻チームが獲得した点数よりも多く点数を獲得した時点で勝利となります。


先攻チームが獲得した点数に1を加えた点数はターゲット(TARGET)と表示されます。


画像の例では、先攻チームが190点取ったので、日本が目指すターゲットは191点ということです。191点取れば、日本の勝ちです。


たとえば先攻が200点を取って攻撃を終了しているとき、後攻のチームの攻撃中には
TARGET 201」のように表示されます。
ターゲットは後攻チームの攻撃が進んでも変動しない値です。*3


後攻チームはこの点数を目指して攻撃するわけです。この点数を獲得した時点で後攻チームは勝利。



パワープレイ(POWERPLAY)


パワープレイとは、外野の守備に配置できる人数制限に関する制度です。このルールがあると点が入りやすくなるようです。


T20のクリケットでは、第1~6オーバーをパワープレイとし、外野に2人しか置けないです。*4
画面にPマークがあればパワープレイ中でしょう。*5


ODIのような50オーバー制のクリケットでは、第1~10オーバーを「Powerplay 1」、第11~40オーバーを「Powerplay 2」、第41~50オーバーを「Powerplay 3」としているようです。それぞれ略してP1、P2、P3です。
P1では守備側は2人までしか外野に配置できません。P2では最大4人まで外野に置けます。P3では最大5人外野に置けます。
試合時間の都合等でオーバー数が通常より短い試合の場合、パワープレイ対象のオーバーも変わるようなので、そのときは画面上のスコア表示を見れば今P1・P2・P3のどれなのかがわかります。



現在フィールドにいるバッツマンの情報


フィールドには2人の打者(クリケットではバッツマン(Batsman)と呼びます)が立っています。


スコア表示にはそれぞれのバッツマンの、ここまでの打点数と、受けた投球数が表示されています。


画像の例では、現在攻撃中の日本のバッツマンとして、山田選手と佐藤選手が立っているということになります。
現在、山田選手が打つ番であり、山田選手はこの試合35打点をあげています。なお15球受けています。
また、佐藤選手はこの試合15打点をあげています(16球で)。


例えばBravo選手がここまで17投球で9点獲得していれば、
BRAVO 9 (17)」などのように表示されます。


2人のうち現在どっちが打つ人かは、三角マーク等でわかるようになっています。*6



現在のボウラーの情報


スコア表示にはバッツマンの情報に加え、現在の投手(ボウラー)の情報も表示されます。


画像の例では、アンダーソン選手が現在のボウラーであり、まだアウト獲得数は0、そして失点は10ということになります。そして、1オーバーと3球投げています。


たとえばPIERRE選手がここまで4オーバーと1球を投げ、1アウトとり、21点取られている場合、
PIERRE 1-21 (4.1)」みたいに表示されます。*7



現オーバーの得点履歴


現在のオーバーの各投球で何点入ったかの履歴が表示されます。


バウンダリー(後述)で4点または6点入った場合は、色で塗りつぶされるなど、目立った表示になることもあります。


また打者がアウトになった投球は「W」のように表示されます。クリケットでは打者がアウト*8になることを、ウィケットWicket)と呼ぶので。*9


6球で1オーバーなので、基本的には6個の表示が並んだら、次のオーバーへと移り表示がリセットされます。


ただし例外もあり、ワイド(Wide)*10のような反則投球があった場合、その投球は投球数にカウントされないので、7個以上表示が並ぶ場合もあります。
ワイドは「WD」のように表示されます。攻撃側に1点入ります。
またワイドの投球を守備側が後逸した場合、バッツマンは走って追加得点を狙えますし、また後逸したボールがバウンダリーまで到達すれば4点追加となります。
例えばバウンダリーまで達した場合の表示は「4WD」となり、このとき攻撃チームには4点+ワイドのペナルティ1点の計5点が入っています。*11


球数にカウントされない反則投球は他にも、ノーボール(No-ball)というのがあります。たぶん「NB」と表示されるはず。
様々な場面で宣告される反則ですが、例えば投手が投球時に既定の線よりも足が出てしまったときに宣告されます。
ノーボールのときも、ワイド同様、攻撃側に1点入ります。さらにワイドとは違い*12、ノーボールの投球に対しては、打者は普通に打って得点を入れることができます。



現在のランレート(CURRENT RUN RATE、CRR)


攻撃側チームのこの試合における現時点のランレートは「CURRENT RUN RATE(CRR)」として表示されます。


ちなみにランレートとは、1オーバーあたりの得点数


例えば5オーバーと3球が終わった時点で52点獲得していれば、
CURRENT RUN RATE 9.45」となります。
計算式は、52 ÷ (5 + (3/6)) = 9.4545... です。


あまり詳しくないですが、T20の平均的なランレートは8~9ぐらいらしい。10を超えるとなかなか素晴らしい攻撃っぽいです。
また、50オーバー制のODIの平均ランレートは5ぐらい、球数制限の無いテストマッチなら3~3.5ぐらいらしいです。
球数制限が厳しいT20の場合、アウトを恐れず積極的に打っていくので、ランレートが高いようです。



必要なランレート(REQUIRED RUN RATE、RRR)

ここからは、スコア表示に常時表示されている訳ではなくとも、頻繁に見かける言葉についてのメモです。


後攻のチームについて、この試合に勝つためにこれから先達成が必要なランレートは「REQUIRED RUN RATE(RRR)」として表示されます。


例えば現在第11オーバーの2球(計68球)が終わった状態、つまり残り8オーバーと4球(計52球)で65点取らなければ勝てない場合、
「REQUIRED RUN RATE 4.02」となります。
計算式は、65 ÷ (8 + (4/6)) = 7.5 です。


CRRよりもRRRが高いと、ペースを上げて残りを攻撃していかないとヤバいということになります。

バウンダリー数(BOUNDARIES)

バウンダリー(Boundary)とは、野球で言うところのエンタイトルツーベースやホームランみたいなもの。
当該打者(または当該チーム)がこの試合でどれだけの本数それらを打ったかが「BOUNDARIES」です。


エンタイトルツーベース的なやつは「FOUR」、ホームラン的なやつは「SIX」と呼びます。
エンタイトルツーベース的なやつは4点、ホームラン的なやつは6点入るためです。


「BOUNDARIES FOURS: 3, SIXS: 2」と表示された打者は、この試合で3つのFOURと2つのSIXを打っているわけです。


ちなみにFOURは野球のエンタイトルツーベースと違い外壁を超える必要はなく、ゴロでも境界に触れればFOURとなるっぽいです。この境界のこともバウンダリー(Boundary)と呼びます。
フィールドを囲んでいるバウンダリーは、いわゆるフェンスではなく、凸状のオブジェクトだったり、ロープだったりします。*13
結構無造作に置かれている感じがします…。


SIXも、客席に打球が入る必要はなく、ノーバウンドで客席フェンスの手前にあるバウンダリーを超えればOK。

ストライクレート(STRIKE RATE、SR)

ストライクレート(STRIKE RATE、略してSR)には、打者のストライクレートと投手のストライクレートの2種類があり、定義が異なります。
T20では打者のストライクレートの方がよく見るっぽい。


バッツマンの能力を表す指標としてストライクレートは、100球あたり何得点稼いでいるか、という数字です。
当然、数値が大きいほどすごいバッツマンということになります。特にT20のような球数制限の厳しい形式のクリケットでは大事な指標だろうと思います。


球数制限のあるT20では、打順としては先頭のペア*14から順に強力な打者を並べていくことになると思います。
仮に強力な打者を後ろに置いた場合、打順が回らずに20オーバーが終わってしまうこともあるので…。
なので、打順の先頭には通算ストライクレートが高い選手が出てくる傾向にあるでしょう。


ちなみに投手の能力の表す指標としてのストライクレートは、1アウトとるまでの平均投球数です。
数値が小さいほど、少ない投球でさくさくアウトを取ってきた投手ということです。*15


アベレージ(AVERAGE、Ave)

アベレージ(AVERAGE、略してAve)にも、打者のアベレージ(Batting Average)と投手のアベレージ(Bowling Average)があります。


打者のアベレージ(Batting Average)は、獲得した点数を、アウトになった回数で割ったもの。
数字が大きい方が、いいバッツマンです。


投手のアベレージ(Bowling Average)は、失点数を、取ったアウトで割ったもの。
数字が小さい方が、いいボウラーです。

エコノミーレート(ECONOMY RATE、Econ、ER)

エコノミーレート(ECONOMY RATE、略してEconやERなど)とは投手の指標の1つです。


失点数を投球オーバー数で割ったものです。
つまり「1オーバーあたり何失点しているか」という指標。


球数制限の厳しいT20では、10アウトで攻守交代になるよりも20オーバー終了で攻守交代になる方が一般的でしょうから、AveよりERの方が重要視されそうですね。
対してテストマッチならば、Aveが大事になってくるでしょう。

エクストラ(EXTRAS)

試合終了後の最終スコア画面等にて、得点のうち個々の打者に帰属しない得点数は「EXTRAS」として表示されます。
たとえばワイド等、守備側の反則で得た得点とかのようです。


具体的には、「W」で表されるワイド(Wide)、「NB」で表されるノーボール(NB)、「B」で表されるバイ(Bye)、「LB」で表されるレッグバイ(Leg Bye)があります。


ワイド(Wide、W)は、どのような反則かは先述の通り。ペナルティとして得られる1点はもちろん、その投球を捕手が後逸してその間に進塁して得た得点も、ワイドによる得点としてカウントされるようです。


ノーボール(No-ball、NB)も、どのような反則かは先述の通り。ペナルティとして得られる1点はノーボールによる得点としてカウントされるようですが、ノーボールの投球を打って得た得点は、エクストラではなく当該の打者の得点としてカウントされるようです。また、ノーボールの投球を捕手が後逸してその間に進塁して得た得点は、後述のバイ(またはレッグバイ)の得点としてカウントされるようです。間違っていたらごめんなさい。


バイ(Bye、B)とは、簡単に言うと、投球を捕手が後逸したときに*16バッツマンは走って得点を狙うことができ、それにより得た得点のことです。
後逸したボールがバウンダリーに到達した場合は、バッツマンが走っていようがいまいが、4点が記録されます。
バイ(及びレッグバイ)は、捕手が後逸したからといって直ちに1点のペナルティが入るわけではありません。その点はワイドやノーボールとは異なりますね。


レッグバイ(Leg Bye、LB)とは、投球が打者に当たって、そのボールを捕手が後逸している間にバッツマンが進塁して得た得点です。
バイとレッグバイの違いは、投球が打者に当たらずに後逸したか、打者に当たって後逸したかというところになります。
野球だと投球が打者に当たるとボールデッドになりますが、クリケットだとプレイが継続するのですね。
なお、打者が打とうとしていたり、打者が投球を避けようとしていない限り、レッグバイは認められません。つまり故意に体をボールに当ててボールの軌道を変え後逸を誘うことはダメなんですね。
また、レッグビフォーウィケット(LBW、後述)に該当する場合は、得点は入らず打者がアウトになると思います。間違っていたらごめんなさい。


その他、アンフェアなプレイに対するペナルティとしての得点も、エクストラとして記録されるようです。

ドットボール数(DOT BALLS)

ドットボールとは、攻撃側が点を入れらなかった投球のこと。*17
つまりドットボール数とは、攻撃チーム(又は打者)について、点を入れられなかった投球が何個あったかという値。


T20のような球数制限のある試合では、攻撃側はドットボールを減らす必要があります。

コート(Caught)

クリケットにおいて打者がアウトとなるケースは色々あります。例えば野球でいうところのフライのようなものや、ベースへの送球によるアウトに相当するものがあります。


コート(Caught)は、打者がアウトになる1つのケースで、野球でいうところのフライのようなものです。


ただクリケットでは、野球でいうところのファールチップ、つまりボールがバットにチップして鋭く後ろ飛んだものをキャッチャー(クリケットではウィケットキーパーと呼びます)が直接捕球した場合にも、Caughtでアウトとなります。
つまり、バットに掠ったか掠っていないか際どい投球がそのままウィケットキーパーの手に収まったとき、ボールがバットに掠ったか掠っていないかが重大な分かれ目となるのです。
掠っていればCaughtでアウト。掠っていなければ何事も無し(ドットボール)。
レビュー*18になることがあり、その時はバットに掠ったか掠っていないかをじっくり確認します。

レッグビフォーウィケット(Leg Before Wicket、LBW)

レッグビフォーウィケット(Leg Before Wicket、略してLBW)は、打者がアウトになるケースの1つ。


前提として、クリケットボウラーは基本的に、投げたボールでウィケットを倒そうとして投球します。投げたボールがウィケットを倒せば打者はアウトになります。*19
それに対して打者は、投球がウィケットに当たらないように、バットを使ってウィケットを守ります。打者としては、ウィケットに当たりそうにない投球は見逃してOKです。*20


で、バットを使ってウィケットを守るのはいいのですが、打者が自分の体でウィケットを守ったと審判が判断すれば、そのときも打者はアウトになります。このアウトが、LBWです。


LBWの要件には色々なものがあり複雑ですが*21、重要なのは、「もしもボールが体に当たらなかったら、そのボールはウィケットに当たっていたか」ということです。当たっているだろうと判断されれば、アウトです。


とても難しい判断になることが多く、審判の判定に納得できずレビューとなることも多いです。
このレビュー、かなり高度なシステム(Decision Review System、DRS)が使われていて、「もしもボールが体に当たらなかったら、そのボールはウィケットに当たっていたか」を判定してくれます。すごいですね。


ちなみに、LBWと思しき場面では守備側は大騒ぎし審判にアピールします。これは意味の無いアピールではなく、実はルール上、守備側が審判にまずはアピールしないと審判はLBWを取ってくれないということらしいです。それにしたっていつも大げさなほど騒ぎますが。それだけウィケットを取るというのはテンションが上がることなんでしょう。
審判が人差し指を上げれば、アウトということになります。


T20はテストマッチと違い、10アウトにより攻撃終了するというのは稀ではあり、ウィケットを取る重要性は比較的低いのかもしれません。
しかしそれでも、たとえT20でも打者をアウトにすることはやっぱり重要です。
なぜなら、有力なバッターが先頭から並んでいる中で、ウィケットを取って有力なバッターを早々にアウトにできれば、失点を抑えられる可能性が高まるからです。




以上です。皆さんもクリケットに親しんでみてください。

*1:さらにT20では1投手が投げられる最大オーバー数も決まっている模様。

*2:ODIなら50オーバー(300球)で攻撃終了。

*3:ただし、アンフェアなプレイがあってペナルティが発生した場合は、変わることもあるかもしれませんが。

*4:第7オーバー以降は、外野に5人まで配置可。

*5:表示デザインによってはパワープレイ中なのにマークが出ないこともあるかも。

*6:打席に入っているバッツマンをストライカー(Striker)、入っていない方のバッツマンノンストライカー(Non-Striker)と呼ぶそうです。

*7:アウト数と失点数の表記は他にも「1/21」とか「21-1」などが有り得ます。

*8:dismissalとも。

*9:攻撃側がウィケットを失う(lose a wicket)、または守備側がウィケットを取る(take a wicket)、など。また、ウィケットには色々な意味があります。バッツマンの後ろに立っている棒(3本のStumpと2つのBailで成り立っているやつ)もウィケットと呼びます。

*10:バッツマンが打てないような外れたボールを投げること。

*11:ただ放送によってはペナルティ込みの点数表示のこともあるかも。たとえば普通のワイドで1WD表示とか。

*12:打者が打った場合、当該投球に対してワイドは宣告されないはず。ワイド=打てない投球なので。

*13:客席のフェンスの手前に置かれています。

*14:Opening BatsmenとかOpenersなどとも呼ばれます。

*15:ただし失点が少ないとは限りません。T20よりも、テストマッチのようなアウトを取ることが絶対に必要とされる形式の場合の方が重要視されそう。

*16:後逸していなくてもルール上走れるとは思うのですが、後逸していない限りほぼ確実にアウトになるでしょう。

*17:このような投球はスコアブック上ではドットで表されるからのようです。

*18:リクエストとかチャレンジのようなもの。チームの要求によるものではないオフィシャルレビューのようなものもあるかはよく分からない。

*19:このアウトはボールド(Bowled)と呼ばれます。T20のような球数制限が厳しい形式の試合では、ウィケットを倒すことは最優先とせず、打ち損じや空振りを誘う際どいコースを投げるほうが良いのかもしれません。ちなみにボールがコースを外れすぎるとワイドを宣告され、球数を消費できません。

*20:ただ球数制限のあるT20の場合は、積極的に点を取りにいかないといけないので、たとえウィケットに当たりそうにないボールでも積極的に打ちに行きます。ちなみにボールが外れすぎればワイドを宣告されますので、大きく外れすぎたボールは打ちに行く必要はありません。

*21:投球がバットに当たるよりも前に打者の体に当たったか、投球のバウンド位置、打者の体に当たった地点の位置など